elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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映画「若おかみは小学生!」美麗な背景と涙を誘われる物語によかったと思える作品

      2018/10/12


児童文学作品ながら美麗な背景と合わせて涙を誘われた!

正直、気にはなっていた作品でした。
しかし、観に行くつもりはなかったのです。

というのも事前にTV放送版を「Amazonプライムビデオ」にて視聴しており

わざわざ総集編でもある映画を観に行く意味があるのか?

という、個人的な思いがあったからです。

しかし、SNSなどにて度々「よかった」「楽しめた」
という感想を見るたびに、そんなに?という思いが募り先日観てきた訳ですw

そんな映画がこちら「若おかみは小学生」です。

率直な感想としては観てよかったです。
後半の盛り上がりではしっかりと涙を誘われ、嗚咽を堪えて鑑賞しておりました。
いや、細かなことを言えば途中途中で挟まれる
オッコが本当は両親は死んでいなかったと思い描く「理想像」を見せられるたびに
胸が締め付けられ、目頭が熱くなる思いを持っており
その思いを持ったままの後半の追い上げだったと感じます。

両親は死んでいなかったと夢想したくなる心理はよく分かる

しかし、そんなオッコの心情というのはよくわかります。

大事な人や近親者を失うということを経験すると
簡単には現実味が持てず、どうしてもどこかで生きているように思える思いたくなるものです。
特に今回の事故のような場合、死に目にも合うことはできないでしょう。

死に目に会えないということは、「現実味」が欠如し
本当にいなくなってしまっているのか信じることなどできません。

その上、オッコは祖母へと引き取られる形で
今まで住んでいた家から、春の屋旅館へと住居が変わることになります。
新しい暮らしが始まり、これまでの暮らしから離れ
新しい現実、若女将としての生活と向き合わなければなりません。

両親がなくなったという現実味を味わうことなど
簡単にはできない状況だったのは言うまでもありません。

そんなことを考えると両親が生きていることを夢想しながら
夢の中でだけ両親に甘えることができるシーンは……。
目頭が熱くなっても仕方がないことでしょうがw

目を見張るのは物語だけでなく「背景」も魅入ってしまう

物語ばかり書きたくなるところではあるが
少し今回は「背景」の方にも目を向けて頂きたい。

というのも、観る切っ掛けを頂いたのが私がツイッターにてフォローさせて頂いている
吉田誠治さんのこちらのツイッター。

場所は春の屋旅館の門構えのいち場面ではあるのですが
これだけで惹きつけられる画力が本当にあります。
背景作家さんでもある吉田さんの圧倒的なべた褒めを見せられると
やっぱり、観たくなるものですw

あとはTV放送版でも感じていたことですが
オッコの声を担当のメインキャストが子役の「小林星蘭」ちゃん
2018年で14歳なので「子役」というのは疑問を持つが
それでも声優としての演技力は申し分がなく、涙を誘われるほどに楽しませていただきました。

脇を固める声優陣も実力派揃い。
難しい役どころは「山寺宏一」さんという万全の布陣。

何十年か前、ドラえもんアニメが夏に一作公開されていたような時代の
アニメというのは、陳腐なシナリオ展開で
どうしても映画館でわざわざ観るもの?という疑問符を感じていました。
ですが、最近はアニメ映画もしっかりと良いものを作るようになっており
「若おかみは小学生」のように一作の中で感動を提供することもできるようになっています。
そんなアニメ映画を映画館で見れたことを個人的にはよかったと思ってます。

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