elude丸

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若者世代を映画館へと呼び込むサービスに思うこと

      2018/12/31


「若い世代を育てる」という映画館の試みは面白い

面白いと思える取り組みをしている映画館があることを紹介した記事を読んだ。

立川シネマシティの「次世代映画ファン育成計画」とは? 意図や想いを訊く

その取組というのが
「次世代映画ファン育成計画」と銘打たれた
若年層世代にもっと映画館で映画を見るファンを増やそうという試みです。

私も映画というエンターテイメントが好きで
新作をわざわざ映画館にて視聴するほどだったりします。

もともと、映画館という空間が好きだというのもあります。
暗い世界に大音響の環境下で巨大スクリーンを目にすると
自宅のTVなどでは味わえないほどの没入感を味わうことができ
多くの作品で集中を切らすことなく楽しむことができるわけです。

今ではSVODと呼ばれるNetflixを契約して映画を視聴することもありますが
やっぱり、自宅では味わえない没入感は若年層にも感じていただきたいと思い
この育成計画に賛同したいと思う訳です。

とはいえ、本当に若年層が映画館で視聴していないのか。と言われると
私個人の体感ではありますが、作品ごとに大きな開きがあるのも事実。
例えば先日観た「シュガー・ラッシュオンライン」では
多くの若年層が友達や恋人達と楽しそうに見ていたのを覚えています。
とはいえ、それはディズニー作品という大看板があっての話。
少し前の「若おかみは小学生」では、ほぼほぼ空席だったのを覚えています。

では、大入りとガラガラの境界線というのは何なのでしょうか。
私が考えるに、結局のところ

「若年層もまた時間に追われている」

のではないでしょうか。

時間というコストをどのようにうまく切り詰められるのか、若者世代も悩んでいる

映画産業が盛んだった昭和初期は「映画」以外の選択肢が多くありませんでした。

しかし、テレビが発達し、ネットが発達し、そして個人主義が発達したことで
個人でエンターテイメントを安価にて発信することができるようになります。
その恩恵がSNSであったり、動画サイトなどに現れています。

それは世の中にエンターテイメントを溢れさせることを意味し
人生の潤滑油となるためのエンターテイメントを
選択肢、選別し、差別できるように構造自体が作り変えられた訳です。

誰かが作ったものを受領するだけの「エンターテイメント」から
自分から面白いと思ったものを作れる「エンターテイメント」へと移り変わったのです。

映画館がエンターテイメントとして多くの人に利用してもらうために

では、どんな方法を取ることで若年層を取り込むことができるのか。
私が考えるのは「一律1800円」という価格設定の見直しに帰結します。

言うまでもありませんが、ガラガラの平日昼間の上映と
満員御礼でパンパンの休日昼間の上映が
同じ「1800円」なのはやはり違和感を覚えるわけです。

人が多くなれば上映マナーも悪い人も増えてきて
マナーが悪いことで、視聴体験自体がマイナスになることもあります。
そこで、こんなサービスがあるのを皆さんは知っていますか。

ホテル・旅館の予約を売るならCansell[キャンセル]

ホテルや旅館の予約を販売する、という面白いサービスです。

ホテルや旅館の予約をキャンセルするぐらいなら
誰かに売ってしまい、キャンセル料を払わなくて良いようにしよう。
という試みから始まったサービスです。

これはホテルとしてもキャンセルが発生することで料理や宿泊ロスを回避。
キャンセルする客も、キャンセル料が発生しない。
空室を探している客も、ホテルを見つけることができた。
など、三方良しのサービスです。

これに倣う形で、空席がある映画館の上映作品は
オークション形式にて割安にて入場することができる。
というサービスはどうだろうか。

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