elude丸

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映画「スパイダーマン ファーフロムホーム」責任への重圧に対する成長物語

      2019/07/01


映画「スパイダーマン」はアイアンマンの遺志を受けて成長する物語

今月3本目。正直、見過ぎだと自分でも思わなくはないのだが
それでもやっぱり気になるから見ちゃいました。

それが「スパイダーマン ファーフロムホーム


© 2019 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

何が気になるって
あの指パッチン後の世界を舞台にしているところです。

指パッチンとは
「アベンジャーズインフィニティ・ウォー」にて
サノスがやってのけた人類の半分を消失させた事件。
しかし、それでも諦めなかったアベンジャーズによって
「アベンジャーズエンドゲーム」にて修復され平和が訪れた世界。

それはつまるところ
人々を助けてくれたスーパーヒーローの存在。
「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」がいなくなった世界。
そして、そこに残されたスパイダーマンが
新たな危機に「どうして」立ち向かうのか、その心持、そして覚悟が問われるのが
この映画の本質です。

次のマーベル作品へとつながる序章の映画といえます。
実際、映画の本編終わりには今後の展開を匂わせるエピローグが収められています。

「アベンジャーズ」なんて知らないよ。という人のために
映画の始まりには指パッチンについて、しっかりと解説を入れてくれており
アイアンマンである、トニー・スタークの追悼を込めた
学生作品の動画を楽しめますのでアベンジャーズを見ていなくても十二分に楽しめます。

「スパイダーマン ファーフロムホーム」はピーターの成長の物語

映画としては
アイアンマンであるトニー・スタークが
エンドゲームにて命を落とし、そしてその意志を
スパイダーマンであるピーター・パーカーへと継がせたこと。
そのあまりにも深い重圧感によってピーターが苦しみ
その重圧をどのように受け止めるのか
その成長をしていく過程を見事に描いております。

そして何よりも後半へと移る瞬間に
度肝を抜かれるどんでん返しに驚きを隠せません。
そんなどんでん返しは過去作を見ているとさらに楽しいのは間違いないので
ぜひとも、「アイアンマン」などの古い作品を見ることをオススメいたします。

そんなどんでん返しについてはいろいろと書きたいこともあるので
これから先はネタバレ込みで書いていきます。
読む方はぜひとも映画を見たあとで、改めて読んでいただくようにお願いいたします。

やっぱり言いたいネタバレを含む「どんでん返し」

さて、やっぱり主要になるのは
「ミステリオン」というキャラクター。


© 2019 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

正直なところ映画本編を見ながら
違和感・怪しさがあったキャラクターだと言えます。

その違和感や怪しさというのは実は散りばめられていたようです。

例えば「ミステリオン」という名前。
スパイダーマンが初めてあったときにその名前を告げると
二回目にあったときにお気に入りのように
すんなりを名前を「ミステリオン」だと名乗っています。
ヒーロー名とは大事なもので、そんなに簡単に受け入れるの?
という違和感がありました。

また、あのデザインです。
ミステリオンは「金魚鉢を被る」ような姿をしています。

こんな球体を被る理由としては
「大気が有毒」「生命維持できない」などの設定があるはずです。
実際、見た目は潜水服や宇宙服に親しいものです。
にも関わらず、スパイダーマンと共闘するときすんなりと顔を晒しています。
じゃあ、あの金魚鉢はなんの意味が?という疑問が生まれるわけです。

そんな違和感を残しながら、どんでん返しが始まったところで
なるほどー、と納得させられるわけです。

その起点となるのが今現在、世界中で広がり始めている技術
ARというテクノロジーを取り入れての展開ということで興味を掻き立てられます。
「進んだ科学はある意味で魔法」というのは有名な言葉ですが
まさにそれを体現させた映画といえるかもしれません。

物語全体としてはクスッと笑える瞬間などもあり
最後のドローン入り乱れる戦闘などはとても見応えがあります。

とはいえ、全体としてはゆっくりと展開し
ピーター・パーカーの葛藤やヤキモキ感なども描かれ
トニー・スタークへの敬意、そしてスーパーヒーローとして背負う重圧に
どのように向かい合うのか。そんな成長物語として大変良かったです。

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