elude丸

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映画「アナと雪の女王2」前作同様ヒロインが大活躍する大筋は健在!

      2019/11/25


世界的ヒットした「アナと雪の女王」の続編がついに公開!

アナと雪の女王2」を視聴してきた。
海外じゃ「Frozen 2」という題名の作品。
前回は図らずも「吹替版」を見たことから今回も吹替版に挑むことに。


©Disney

洋画作品は基本的に「字幕版」を選ぶ方なのだが
メインキャストの「松たか子」さん「神田沙也加」さん
それぞれ演技も上手ければ歌もうまい。
ということもあり、今作も安心して吹替版を選ぶことができました。

作中で声優が歌い、キャラクターが踊るシーンが多いことから
「ミュージカル映画」というジャンル分けで間違いないでしょう。
主要キャラのエルサにアナ、そして単体でクリストフも
まあ、クリストフの楽曲演出は少し古めかしい「PV風」でオモシロ路線だけどw

あとはやっぱり気になるのが「オラフの声優」
しかし、正直なところ声優変更して大正解だったのでは?
と、個人的には思って見ておりました。

というのも前作同様にオラフが賑やかし役を担うのですが
劇中でキャラクターの声真似をするシーンなどもあり
声優としての力量を試される部分があります。

元の男優さんも決して演技が悪いというわけではないのですが
やっぱり声優というのは特殊なジャンルであり、簡単ではないと考えるわけで
マイナスに働いていた、という印象はまったくない。

映画館へと行く前には当然ながら「シリーズ作品」ということから
しっかりと前作を視聴して、予習が必要。
とはいえ細部の伏線なんかがあるわけではないので筋書きさえ抑えておけば良い感じ。

さて、気になる映画の感想ですが

「ディズニーらしいそつない展開。しかしRPG的お約束はないのね。という落胆」

と感じました。

ネタバレ感想:ゲームなどのお約束展開は通用しない!

さて、ここから先はネタバレを含みながら
映画全体の私なりの感想を綴っていきたいと思います。

「ミュージカル映画」にすることの効果としては
「歌」を差し込むことで緩急をうまく使い分け
視聴者を飽きさせることなくストーリーラインへと誘い
歌詞や楽曲などが持つ感情の機微を
メロディーラインに乗せてダイレクトに視聴者へと明示できる点。

そういう意味でも序盤のエルサが抱える複雑な心情や
アナが抱くエルサへの愛、そういう複雑な感情を理解することができ
すんなりと感情移入がしやすいくよかったと思えます。

とはいえ、作品としては「シリーズ化」前提で前作を作っていなかったこともあり
取って付けたような設定というのは感じずにはいられません。

その根本にあるのが「4つの精霊」です。

火の精霊・風の精霊・土の精霊・水の精霊

と、聞くと

「あ、エルサは氷の魔法を使うから水の精霊の加護を受けてるのかな?」

なんていう、RPG的によくある展開。を深読みしてしまうのですが

それぞれの精霊に与えられた印象的なキャラクターを並べてみると……。

火の精霊は「サラマンダー」
火蜥蜴と呼ばれるファンタジーモンスターの定番です。
土の精霊は「ロックゴーレム」
岩石が合わさってゴーレム化したモンスター
水の精霊は「水馬」
ケルピーと呼ばれる水性モンスターの定番です。

「は?」

風の精霊は「枯れ葉の紅葉」

「は??」

もう、謎が謎を呼ぶキャラクター設定で驚きしかありません。

さらにさらに。物語が進むと4つの精霊の中心的存在として
「5つ目の精霊」がエルサだというのです。

「え? 水により過ぎじゃね?」

RPG的お約束への肩透かしはまだまだ終わりません。

風の精霊・火の精霊はエルサとの力比べのような展開があります。
そして、海をわたるための水の精霊との壮絶な戦い。
満を持しての土の精霊とのバトルは……。アナ?

「え? 土の精霊との熱いバトルは妹の方?」

ゲーマーのRPG脳が邪魔をして
お約束的な展開を先読みしすぎるために「肩透かし」感が否めませんでした。

別に「アナと雪の女王2」がRPG的展開に寄せに言っているわけではありません。
4つの精霊から力を授かるとか、承認を受けるとかという
試練よろしくの展開の示唆があったわけではないので
必要がない、というのは重々承知してはいるのですが……。

いかんせん、ゲーマー脳が邪魔をしてしまうわけですw

先にも述べましたように
映画作品としてはそつない展開で
さすがはディズニーという大きな欠点を感じられない作品となっていました。
前作で話題になった「ヒロインが強くて何が悪い」という
ヒーロー置いてけぼり展開は前作同様。
とはいえ、女性をメインとしたそういう作品があっても当然良い理由で
エルサとアナの関係はより強固になった感じがあり、良かったです。

CG作品を作り続けてきたピクサーだからこその映像美はやっぱりさすが。
海の飛沫から氷雪、そして何より霧の表現など。
大画面で見る価値はあります。

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