elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

*

Steam「Iconoclasts」政治・宗教などを混ぜ込んだドラマ性の高いアクションアドベンチャー

      2019/12/16


「Iconoclasts」ドラマ性高いアクションアドベンチャー!

Steamで購入した「Iconoclasts」をクリアした。

発売当初からウィッシュリストにずっと入っていたのだが
なかなかお買い得価格まで値下がりしなかったので
先送りしていたのですが先日のセールにてようやく購入できました。

アクションアドベンチャーゲーム。探索型という一面もありますが
探索にて新しい道が見つかる、というよりも取り残したアイテムを見つけられる程度。
メカニックの主人公が圧政に苦しめられる民衆のために立ち上がり
死にかけている惑星の謎に迫るストーリー。

総評としては
多彩なアクションと独特の世界観、織りなす魅力的キャラクターのゲーム。
ではあるが、ボス戦の倒し方についてはもう少し試行錯誤して欲しかったし
難解な世界観はアーカイブなどの説明要素にて補完して欲しかった。

ということで、まずはゲームの良い点から始めます。

ゲームの主人公は「違法な修理屋」である女性メカニック。
メカニックということもあり、護身用スタンガンに「巨大レンチ」という、らしい装備をしています。

もちろん巨大レンチは攻撃武器だけでなく
アクションの謎解きとしても大活躍。

各所にあるボルトを占めることで閉まっている扉を開いたり
レンチを回すことでギアを回転させて足場を動かしたり
電気を貯められるようになれば電気じかけを起動させたり
と、さまざまな謎解きアクションに使われます。

さらにはスタンガンにも複数のアタッチメントを付けることができ
これらが戦闘だけでなく、謎解きアクションにも関わってきます。

このゲームの醍醐味の一つなのが
これら装備を使ってクリアする謎解きアクションです。

最初はもちろん簡単な謎解きから始まるのですが
アクション要素が増えてくると複数のアクションを掛け合わせるようになったりと
いい塩梅の謎解きレベルでプレイヤーの達成感を満たしてくれます。

続いてのゲームの醍醐味なのは
魅力的なキャラクターたちが織りなすドラマ

2Dドットゲーム、さらにアクションゲームとなれば
それぞれのキャラクターごとにアクションを付けなければならず
なるべく登場人物を減らし、触れる機会の多いザコ敵を複数作りたいところだと思います。

しかし、このゲームでは主人公と接点の多いサブキャラだけでなく
さらにその先の僅かな登場回数しかないキャラクターまで作り込んだドット絵で表現し
ドラマの重厚感を厚く演出しているのです。

それだけ重厚なドラマだからこそ
ゲーム内のセリフ数は多く、行く先々にてドラマパートが入り
世界を取り巻く状況、宗教観、対立軸など。複雑に絡み合う世界情勢を匂わせています。
それはまるでリアルの世界情勢のように、簡単な解決策が見いだせない
複雑に絡み合う世界で奔走し、打ちひしがれるヒーローを作り出してくれます。

この重厚に組み込まれたドラマ性・世界観
このゲームの醍醐味だと言えます。

ボス戦の難解な謎解きに難解過ぎるドラマ部分

これで完結できれば傑作と呼べるアクションゲームなのですが。
やっぱりマイナス部分もあるわけです。
ということで、次はそんなマイナス部分について

なんと行っても、ボス戦の謎解きがなかなかに難しいのがいくつか存在すること

先にも紹介したように謎解きアクションが醍醐味の一つではあります。
しかし、その謎解きアクションがボス戦にも含まれてくると
迫りくるボスからの攻撃によるゲームオーバーのプレッシャーを感じながらの
謎解きとなると、なかなか解が見つからないもので
何度となくゲームオーバーを繰り返すことも少なくありませんでした。

とはいえ、ゲームオーバーしたとしても大きなデメリットは存在しません。
ゲーム再開もボス直前から始められる親切設計。
なので、複数回ゲームオーバーしながら倒し方を探り出して欲しい。
という設計なのだろうが……。なるべくならゲームオーバーしたくない訳ですw

次のマイナス部分は重厚であるがゆえの問題点。話が難解すぎる
という、プラス部分と相反する悩み。

キャラクターも多く、さまざまな勢力図が存在し
世界観として独特の宗教が存在しており
なかなかに複雑で難解なドラマがゲーム内で紡がれています。

さらに輪をかけて難解にしているのが
日本文学にはあまり見られない、洋文学の節回し
ゲームとしては日本語へと翻訳がされているのですが
さりとて日本語への直訳に近い形で変換を行われているのか
日本では使われないであろう「海外ドラマ」のような節回しが登場します。

つまり、難解な世界観の名詞に加え、難解な洋文学の節回しが組み合わさるため
ドラマ部分の多くが頭に入ってこない
半分も理解できずにゲームを楽しんでおりました。

正直なところ、これら世界観やキャラクターなどのキーワードを補完してくれるような
アーカイブにて別途追いかけないとついていくのも難しいというのが率直な意見。

とはいえドラマの深い部分でもあるキャラクターたちが抱えている
信念や葛藤、譲れない部分などは、十分に受け取ることができます。
答えの見いだせない問題に直面する主人公たちや
心苦しく戦うことになったボス戦など。
よく動くキャラクターなどもありドラマ性は良い出来だった

そんな難解なドラマ性でありながらもゲームを楽しくプレイできたのも。
ゲーム自体が面白い、という根幹部分が揺るぎなかったからであり
最後に付け加えますが決してゲームが面白くなかったわけではありません。

間違いなく良作なアクションRPGだったと言えます。
正直、値下がりまで待ったのが申し訳ないレベル。

今ならSteamだけでなく、PS4やNintendo Switchでも購入できます。

 - PS4, Steam, Switch, ゲーム