elude丸

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ゲーム開発の現場はコンテンツの宝物がある事になぜ気付かないのか?

   


ゲーム業界にはまだまだ宝物が眠っていると私は考える

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先日、お盆中にポチってしまった物を公開したが
その時、「プロジェクトクロスゾーン」は他ゲームのキャラを出すことで開発費用の捻出に役立っている。なんて、話をさせて頂いた……。

私は昔から、ゲーム業界はもっと利用すべき物がある。そう考えている。
それが「背景やオブジェクトの3Dパースデータ」である。

3Dパースデータってなんだ?っていう人に解説すると

ゲームなどの3Dグラフィックを設計するときの構造データの集合体のことで
この3Dパースデータを3D描画ソフトなどにで扱うことで
容易に構造物のコピー品を作ることができる。というもので3Dグラフィックの設計図とも言える。

最近のゲームは3Dで描画されることが多く
キャラデザインや町並み、背景。戦闘に使う武器から防具まで
ありとあらゆるものに3Dパースデータが利用されている。

ゲーム内において、こういう3Dパースデータというのは
基本的に新しいゲームの度に作成されることが多いではないか?
まあ、中には予算削除やシリーズ作などで、流用することもあるだろう。
しかし、基本的には開発コストに入っている。

ということは、新作ゲームを開発するたびに3Dパースデータは作られており
ゲーム開発企業には、多くの3Dパースデータが眠っていると言える。

それに過去に開発が終了し、シリーズ化されない作品は
今後もその3Dパースが使われることは皆無。
ある意味で「タンスの肥やし状態」も良いところだ。

そんなタンスの肥やしとなっている3Dパースを有効活用しないのか?

では、それらを公開しコンテンツ使用料ライセンス契約金などで
リサイクル利用してもらい、新作の開発費用の補填に当てるのはどうだろうか?
当然だが、それだけでは骨だけの状況で、見た目の利用を行う業者には
合わせてテクスチャの提供を行うことで、利用の幅は大いに膨らむように思う。

でも、3Dパースデータを公開したところで儲けにつながるのか?
という疑問がある。

まあ、確かになかなか難しいところもあるだろうとは思うが
幾つか利用が期待できる分野を推察してみる。

1つ目がミニチュアやジオラマなどを制作している分野。
3Dパースデータで公開できるので、近年話題になっている3Dプリンターさえあれば、容易に制作ができる。
当然、データそのままではガタガタな出来になるデータもあるので、改変・修復は可能として欲しいところ。

実際、大手のおもちゃ屋などに行くと、ジオラマ用のセットがいくつも売られており
それなりにユーザーもいると判断できる。(儲けがないのに陳列もしないだろうから)
なので家や街。ほかにも様々なモデルは利用先がありそうではないか?

2つ目が建築や広告業界など、3Dモデリングの動画コンテンツなどを作成する企業。
建築というと、3DCADなどを使って建物をコンセプトデザインを見せたりする。
その時、しっかりとした背景などを使えば、より効果的なプレゼンが可能だろう。
見栄えも良いし、町中に建った時の雰囲気なども味わえる。良いプレゼンとなるのでは?

広告業界も同様で、広告動画制作に利用することもできるし
いちいち3Dパースを作成することなく、豊富なコンテンツ点数から選べるなら
様々な異なった広告コンセプトにもマッチさせることが可能だ。

3つ目はもっとも私が期待することで
開発チームが3人とかの弱小のゲーム開発企業へのコンテンツ流用である。
日本のゲーム業界は本当に下部組織が育たない現状がある。
日本には同人という文化があるが、あまりにも1つの趣味趣向に特化しすぎるため
世界規模での競争にはなかなか勝てていない。
実際、Stearmなどでも日本のインディーズ作品が販売されてはいるが
多くが縦型シューティングかギャルゲー、RPG系でしかない。
3Dモデリングを使った作品などは数を見ることができない。
苦手というわけではなく、多分開発工数が掛かり過ぎるためコスト面などから現実的ではないのだろう。

そんな日本のゲーム市場の現状で下を支え、新しい芽を育てるという意味でも
大手のゲーム開発会社には
すでに使わなくなっている3Dパースデータなどは流用を可能としてもらいたいと思っている。
無償となると、著作権などの問題がナアナアになってしまうので
安価でも対価を払えば利用する方も気兼ねなく使うこともできるだろう。

どうして、こんな事を考えるのかの理由に関しては
後々べつの記事にて書いて行きたいと思う。

 - ゲーム, ヨモヤマ