elude丸

日々の思い描くことをツラツラと綴るブログ

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“狂騒”は嗜好ベクトルの近似だけをフォローするSNSが作り出している

   


“狂騒”という表現に理解を示すと共に賛同する

さて、先日。下記の記事を読んで
上手くまとめられた良い記事であると興味を持ちました。

「ネットの声」を世論と錯覚する愚。五輪エンブレム問題から考える”ネット世論”追認の危うさ

詳しくは例のごとく、記事を是非とも読んでいただきたい。
正直な話、私のサイトは何かに特化した情報だけを扱うサイトではない。
なので、時流に乗って様々な事柄を紹介したいのだが……。
政治系のネタだけは回避したい。というのも炎上したくないからだ。
元来、臆病な私には“炎上”ほど怖いものはない。

とは言え、この記事にはそんなこと関係なく興味を持つとともに
大変良くまとめられており、一読するだけの価値はある記事です。
さて、そんな記事で「狂騒」という言葉を使っている。

確かに一割にも満たないユーザーが騒ぎ立てている実情には適切な言葉と言えるかもしれない。
「炎上」ではなく、まさしく「狂騒」なのだ。

では、どうしてそんな「狂騒」が日本で起こり得ているのか。
それに関しては書かれていなかったので、補完。というとおこがましいが
私の推察へ膨らませてみたいと思う。

twitter_sns_facebook_graf
「インターネット白書2012」の「資料1-3-8 ソーシャルメディアの投稿頻度

資料をみてもらうと「1日に5回以上」というユーザーが一番多いのは
ツイッター」である。
他にも、「日本人のTwitter好きは”異常”」と言われるほどに日本人の多くが利用している。

私のツイッター歴は浅く、このサイトを作った時に習得し
そこからの利用であるため、開始から2ヶ月ほどしか経っていない。
しかし、そんな素人くさい私にも、このSNSが持っている危険な臭いは感じられる。
どういう臭いなのかというと、排他的思考を加速させる。というものだ。

SNSは何が排他的思考を加速させる原因と言うのか?

説明をするまでもないだろうが、ツイッターにはフォローという機能が付いている。
それは自分が気に入った相手のツイート情報を読めるようにする機能で。
ほとんどのユーザーはリアルな友人であったり
有名人や著名人、あるいは企業などの言動や告知が気になってフォローをする。
彼らと繋がることで、新しい情報を手に入れ一体感であったり、社会的証明を得たいからだ。

確かに便利な機能だ。私もSEO業界で著名な方々をフォローさせていただき
SEO情報を吸収することに役立てている。
しかし、SNSも使い方を誤ると危険極まりない事はあまり知られていない。
それが上で紹介した「排他的思考を加速させる」ということに繋がる。

というのも、自分の欲しい情報だけを取捨選択できるということは
ある思想に傾倒する事を自分自身で作り出せるということだ。
なぜなら、聞きたくない情報をシャットアウトする事が容易にでき
自分の趣味趣向と近しい情報だけを集めることができる。

つまり、フォローした人間は全員が全員、自分の意思に同調した人物だけを選定できる。
自分の嗜好ベクトルに近似した住民だけが住む、小さな村落だけを作り出せる。
そうやって、小さな村落内だけで乱痴気騒ぎが始まり
結果として“狂騒”という現状が表面化してくる。

例えば思想において「ナイキ」派と「アディダス」派な人たちがいる。
で、アナタはどちらにも属さない「ニュー”バランス”」派だ。
(上でも書いたが、政治系は避けるため分かり辛い例で申し訳ない)

しかし、リアルの友人の1人が「ナイキ」派の知人をフォローし
たびたび、リツィートして「ナイキ」の新製品の情報を掲載するようになった。
するとアナタは、「あ、こう見ると結構ナイキも良いな。それに比べてアディダスは
まったく見ないし、全然大したことないな」(あくまで例題であり、アディダスにも良い物がある)

結果、ナイキの情報見る回数が増えたことから
自然とナイキ寄りの考えをするようになり、気付けばナイキの新作発表会という”集会”にまで
参加するようになっていた。次の参加にはプラカードだって自作する予定を立てている。

そんな馬鹿な。と思うかもしれないが情報のシャットアウトというのは
それだけ危険なことになる。例として沖縄の現状が挙げられる。
沖縄の新聞は全国紙と大きく異なっている現状を知っているだろうか。

百田さんが沖縄の二紙を潰したいならこうすればいいだけなのに

またはコチラの書籍も合わせて読んでみてはいかがだろう。

では、どうやって”狂騒”を避ければ良いのか。
これには憲法学者の「竹田恒泰」さんが以前、テレビでしてくれている方法が
個人的には良いのではないかと、考えている。

彼は政治的問題を扱う以上は、両方の意見を調べなければならない。
という立場を取っており、しっかりと右左の情報を集めるため
「しんぶん赤旗」を購買している。

そう考えた時、上記で使った例ではあるが
「ナイキ」の新作パンフだけでなく、「アディダス」の新作パンフも見て
ついでに「ニューバランス」のパンフも見てから
自分の買いたいスニーカーを選ぶべきなのである。

その情報を収集するのはSNSに限らなくても良い
意図的に両方の意見を収集するようにするべきなのだ。
何も情報を持っていないにも関わらず「アディダス=ダサい」というのは
自分の程度が知れると言える。

 - ヨモヤマ