elude丸

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映画「攻殻機動隊 新劇場版」良い上司は”花見”を楽しむことか?

      2015/09/16


昨日は7月1日の「映画の日」映画が安く鑑賞できるので
大阪の梅田。「TOHOシネマズ梅田」へと行ってきました。

で、鑑賞してきた映画が

「攻殻機動隊 新劇場版」

です。

koukaku_title©士郎正宗/講談社
©1995士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT
©2004 士郎正宗/講談社・IG, ITNDDTD
©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会
©士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会

攻殻機動隊というのは原作者「士郎正宗」によって1989年に発表されたSF漫画。
その後、1995年に押井守監督によって長編アニメとして「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」が公開された。
あまりにも革新的すぎるその映像技術、世界観、緻密な設定などにより
全世界にファンを作りSFアニメとして、認知をされるようになった。

今回の「攻殻機動隊 新劇場版」は2013年に発表された「攻殻機動隊ARISE」と
本編とも言える「GOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」へとつながる時間軸の話。

そのため、その後の他シリーズへとつながる
様々な伏線が展開されており、その後の攻殻機動隊の事件などを知っていると
なるほど、とうなずける面白みがある。

例えば、劇中でバトーとトグサが素子に対して
直接対話して人間関係を深めようと提案するシーン。
そこで、バトーが「花見も楽しまない」と愚痴をこぼすのだが
原作の「攻殻機動隊」を知っているとニヤリとするシーン。

というのも原作の序盤で花見を楽しむ「公安9課」が描かれるシーンがある。
「桜の24時間監視」というらしいセリフもあり。原作者への敬意を感じる。

で、攻殻機動隊どうなのよ?

脚本としては「攻殻機動隊ARISE」から携わっている「冲方丁」さん
冲方丁さんというと、個人的に読んだことがあるのは
「マルドゥックスクランブル」のみ。

SF作品としてなかなか面白く。第24回日本SF大賞を取るような作品。
「マルドゥックスクランブル」は攻殻機動隊というよりも
映画「レオン」にインスパイアされたような作品。

そんな、冲方丁さんが「攻殻機動隊ARISE」の脚本から引き続きということで
それぞれのキャラクターをしっかりと活かしたストーリー展開がされている。
と言っても、素子やバトーなど。主役、準主役級のキャラのことではない。
公安9課の中でも他作品では、なかなか出番のなかった
「ボーマ」「パズ」「サイトー」などにも光を当てている。

狙撃手として、重要人物を目撃するキャラでもある
「サイトー」に関してはなかなか面白い。
狙撃手というのは、敵対勢力の無力化が仕事。戦場なら「1ショット1キル」が必須技術。
そんな技術が身にしみているサイトーは
どうしても狙撃しようとすると相手の急所に狙いをつけてしまうため
素子から咎められる場面が劇中で展開される。「攻殻機動隊ARISE」でもあった1場面です。

「攻殻機動隊 ARISE」とどんな風に繋がってるの?

「攻殻機動隊ARISE」は「公安9課」のキャラクター達が出会い、そしてひとつのチームとなっていく。
そういう物語であったが。
「攻殻機動隊 新劇場版」では、それぞれの人物達がただのチームから
それぞれに信頼でき、深くお互いを信頼し合える関係へと繋がれる過程の話。
そんな感じが描かれている。

そのため「攻殻機動隊ARISE」は基本的なキャラクター構成、登場人物に違いはない。
とは言え、公安9課ができるまえの話なので
荒巻と素子達の関係は、「信頼」ではなく。あくまで知り合いの協力者程度。
(頭が切れる公安の猿って認識w)

ちょっと困る部分というと
「攻殻機動隊ARISE」でサブ的にストーリー展開を担う「501機関」
今回の事件でも重要なファクターを持っており、特に501機関の長である
「クルツ」に関しては情報があった方がより、素子との関係などから楽しめるはず。

個人的にはストーリー展開としては不満はない。
SF作品らしいできと共に「攻殻機動隊ARISE」でも出てきた
“思いの吐露が楽しい。
時には、今後素子に付いて行くのが正しいのかと、愚痴を言い合ったり。
仕事処理能力が精一杯だと愚痴をこぼすイシカワなど、現状に対する不満を漏らしたり。
そこここに漏れている現状への愚痴。そして、その後に公安9課となり、理想の仕事ができる場所。
そんな、伏線がここにも生きており。ある意味で、この映画だけではない。
「GOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」へとつながるためのセリフ回しの脚本です。
冲方丁さんの実力を見たような気がします。

さて、そんな「攻殻機動隊 新劇場版」では
鑑賞すると「劇場来場者特典」として「攻殻機動隊 新劇場版」の
原画のコピーをいただけます。

koukaku_tokuten

まあ、コピーと言っても嬉しいものですw
なかなか生原画を見る機会もありませんからね。

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