elude丸

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Googleがまさかの無料VRアプリの公開。VR機器企業はどうなる?

      2017/04/03


Googleが無料でVRアプリを公開してきた。これでVR事業は今後どうなる?

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Googleが面白い物を無料アプリとして公開しています。

スマホでお手軽VRを実現する「Google Cardboard」が日本語を含む39言語に対応

詳しくは上記の記事を参照していただくとして説明部分を引用させて頂くと

Cardboardは、ダンボールなどでできた簡易ビューアーにスマートフォンをマウントして、「Oculus Rift」のようなVRデバイスとして利用できるもの

ということになります。
つまり、視聴する機器をスマホで代用する。というコンセプトアプリであり
先駆けてリリースされた英語版は1500万ダウンロードを記録しているそうです。

VRというと2014年の後半から「Oculus Rift」が話題を呼び
先日の東京ゲームショウでもPS4へと接続して利用できるSony製品のVR機器が話題を集めていました。

そんなさらに加熱しそうなVRという分野にGoogleが投じて来たのが、無料VRアプリなのです。

正直、専門に機器を開発してきた業者からすると大いなる脅威になるのではないでしょうか?
理由は簡単で“無料”という強みがあるからです。
価格破壊は事業の根幹を揺るがす問題と言えます。

まず大前提としてGoogleはスマホや広告などの事業で収益を上げているので
アプリ販売などで収益をあげる必要がありません。
それ以上に、VRアプリがストアーに並べば利用する人が増えることになり
結果としてGoogleを利用する人口が増やせる可能性を秘めています。
そんなバタフライ効果的な目算があるのは十二分に考えられます。

では、そんな無料配布されるVRアプリに対して
製造するVR機器業者はどう対抗すれば良いのでしょうか?
いえ、本当に対抗するべき問題なのでしょうか。私はそうは考えません。

というのも、所詮はスマホでVR風に見えるだけであり
VR機器で表示できる良質な空間までは担保できません。
実際のVR機器とは性能が雲泥の差になると予測はできます。

だったら、次の取る方策としては
Googleが公開しているSDKの取り込みです。

Googleが提供するVR向けのSDKの取り込み

SDKの取り込みというのは、VR機器でも再生できることを意味します。
つまり、Googleが提供している「Cardboard SDK」に対応し
映像コンテンツもVR機器の方で再生できるように開発をすすめることになります。

こうすることで、スマホで満足できないユーザーが
バージョンアップとしてVR機器を購入する可能性が生まれてきます。
その時、弊害となる可能性があるのが「これまで購入した映像コンテンツの再利用」である。
これが出来るのと出来ないのとでは、ユーザーのハードルが大きく異なってきます。

日本のテクノロジーの歴史を鑑みると、どちらか1つ。というテクノロジーの選択があまりにも多かった。
VHSとベータ、BDとHD-DVDなど。単一的な答えしか出してこなかったが、今回の状況はあまりにも不利。
上記で紹介したように無料で配布をされてしまっては
VR機器を開発・販売する業者には太刀打ちなど出来ない。

そうなった時に残されているのは迎合しながらも
しっかりと儲けを出す手立てを考えて行かなければならないのではないだろうか。

 - ヨモヤマ