elude丸

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“リスティング広告”を選択する前に取り組むべき事がある

   


リスティング広告出していたらSEOはしなくて良いのか?

google

先日、「WEB担当者Forum」にて広告関連なら必読とも言える記事が公開された。

リスティング広告を出し続けるべきか、やめるべきか? 集客にどんな影響があるのか検証してみた

もともとはYahooの「Yahooマーケティングソリューション公式ブログ」内の記事を
許諾を得て転載している内容。元記事はこちらになります。

さて、この記事ではリスティング広告を出し続けた時と、止めた時。
集客状況にはどんな影響がでるのか?というもので検証されており
具体的な数値はでないものの、大変参考になるデータが掲載されている。
そこはやはりリスティング広告配信を請け負っているYahoo!ならではのデータ。
そんな記事から引用をさせていただくと

スポンサードサーチを利用しない場合、オーガニック検索からだとPCではスポンサードサーチの獲得数の64%、スマートフォンでは23%しか補えないという結果

つまり、PCではなんとか過半数で保たれているが
スマホでは3分の1すら保つことができていない。という
リスティング広告を配信している企業からすると、止められない恐ろしい結果を紹介している。

そう考えた時、主力デバイスの違いによって大きく参考とする内容も異なってくる。
例えば最近ではファッション通販はスマホサイトがメイン。という企業も増えてきているが
そういうファッション通販業者の場合、PCでのリスティング広告を削ってでも
スマホに出し続けないと、恐ろしい結果に繋がりそうだと言えるし
BtoBなどはまだまだスマホ需要がない業態なので、スマホ配信を止める。という手立ても考えられる。

実際、この記事の後半で、スマホ向けを休止したことで獲得できなかった集客数は
他社へと流出している可能性を示唆しており
スマホの場合には69%ほど流れ込んでいるだろうと紹介しているが、この判断には多いに頷ける。
実際の問題として、リスティング広告は常にSEOの上に来る。これはYahoo!もGoogleも同じ結果で
リスティング広告枠が最低でも3つあってからのSEO枠が来る形は変わりない。

そう考えた時、どんなにSEOで頑張っていたとしても
広告枠があるかぎり、一番のクリック率を叩き出すのは広告枠であると言える。
特にその傾向が強いのがスマホであるのも頷ける。

なぜならスマホの画面は小さく。表示領域が少ないため
スクロールが面倒で省きたくなるユーザーが多く、上位結果からクリックしていく傾向にある。
なので、SEOで上位よりもリスティング広告で上位を取るほうが
より効果的と言える。

では、逆にSEOというのは不要なのだろうか?と言われるとそうではない。

オーガニック検索のキーワードはほとんど知ることができなくなったが一部僅かながら見ることはできる。
他にもサーチコンソール(サチコ)によって、「検索アナリティクス」>「クエリ」として提供を受けていて
そこにはリスティング広告ではカバーしきれないような、様々なキーワードが並んでいる。

つまり、それだけ。様々なキーワードで需要があり
それらユーザーのゆらぎを見越してリスティング広告のキーワードを追加することは
なかなかに難しい。

私が考えるリスティングとSEOの関係というのは
上から落ちてくる水をどのように受け止めるのか。そんな対応に似ていると思う。
落ちてくる水はユーザーの大いなる意思だ。
様々なユーザーの意思が、様々な水分子となって落ちてくる。

最初にそれを掬うのは手のひら。というリスティング広告だ。
的確に落ちてくる水の中心を捉えて手のひらで掬う。
しかし、勢いある水は大きく弾けるし、落ちてくる水量が多ければ
手のひらだけでは掬えない。それを下の方でカバーしているのがSEOというである。
桶は手のひらよりも大きく、多くのキーワードで落ちてくる水を受け止めようとする。
SEOにおいて、様々なコンテンツを追加し、様々なキーワードを盛り込むということは
この桶を成長させ、大きな桶へと変更させる手段である。そんな風に考えている。

SEOを考えた時、どうしても主要キーワードでの上位を目指したくなるが
リスティング広告と併用をするのなら
ロングテールを疎かにしないことでSEOをより良い効果的に
運用することができるように対応することこそが契約に繋がるのでは?

そして、今回取り上げたYahoo!の投稿に関して、私なりの補完をさせて頂くと
確かにスマホでは50%以上が減ることになるが
逆にいうと、それだけ無駄なクリックがある可能性を孕んでいる訳です。
今回の資料で使われているデータはあくまで流入、つまり
「クリック」であり企業として必要な「コンバージョン」ではない。
そう考えた時、それほど厳しく受け止めるのではなく
使えるキーワード、使えないキーワードを見極めて管理運営する必要を
今後共考えて行かなければならない。

 - SEM, SEO