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ゲーム実況が新しいゲーム市場を開拓していくのか?

      2017/05/18


ゲーム実況が今後のゲーム市場を新しく切り開くのか?

先日、ゲーム関連の話題として
最近多くの人が視聴者となっている「ゲーム実況」に関しての記事を拝見しました。

大ヒット導く「ゲーム実況」の力 ファンの参加意識を刺激する存在

ゲーム実況というのはネットワークが普及し、高速通信網が整備されたおかげで
可能になったユーザーがユーザーへと展開する「CtoC」
新しいマーケティングとも言える形なのかもしれません。

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日本でゲーム実況が広がり始めたのは「ニコニコ動画」の認知が進むに連れてだろうといえるでしょう。顔出しや音声による実況プレイをする実況主はまだまだおらず。
当時は、実況動画を収録後。編集にてテロップを挿入する形が主流でした。

その後、動画の人気が広がり、投稿者も増えてくるとさらなる個性を出そうと
機械音声の「ゆっくり実況」や実況主がプレイしながら音声を録音するタイプの実況が増えてきました。
やがてゲーム実行がニコニコ動画の一つのコンテンツとして人気を集め
多くの実況者が動画を作成し、投稿を今なお続けている訳です。

そんな実況者の中にも動画投稿をする際に、少なからず心配したことがあります。
それはプレイ動画がある意味で、著作権問題としてグレーであることです。

著作権がグレーなプレイ動画実況とは?

例えば王道のRPGの場合、ストーリーは一本道で展開する作品が少なくありません。
実況主がストーリー展開すべてを動画アップした場合
その動画を視聴者が見ることでRPGとしてのストーリー展開を知ることになります。
この状況はRPGとしての面白さの半分を失うことになりえます。
そんな問題から、色々と動画実況が人気を集め始めた頃は物議を醸されたのも確かです。

とは言え、ゲームジャンルは「RPG」だけではありません
世界的な大ヒットを記録した「Minecraft」(マインクラフト)は
動画実況者がいたからこそ、世界中でプレイされるまでに広がったと言えます。
実況主が楽しくゲームをプレイする姿を見せられたユーザーは
自分もまたその実況主のようにゲームをプレイしたくなり、ゲームの購入を検討するからです。

皆さんにも共通する体験があるかと思います。
友人宅で楽しそうにプレイしている雰囲気を見ると、自分もそれを楽しみたくなり。
ゲームの貸し借りしたり、中古ショップなどでゲームを探したことがありませんか。
それと同じように誰かが楽しくプレイする姿というのは
最高の宣伝効果を生む可能性があるわけです。

そういう意味でも、最近販売されたWiiU「スーパーマリオメーカー」は
こういう時代に合わせて作られたようなゲームと言えるのではないだろうか。
難解と言われるステージを奮闘する実況動画を見るのも楽しいし、制作過程を楽しむ動画も良い。
自分が作ったステージをプレイしてくれる動画を見るのも、新しい楽しみ方ではないだろうか。

今までのゲームはゲーム会社が提供するコンテンツをユーザーが楽しむものでしかなかった。
ビジネス用語で言うと「BtoC」という観点でしかありませんでした。
ですが、基幹システムだけをゲーム会社が制作し
その後、ユーザー同士が楽しい遊び方を見付け、より良い波及を目指す。
「CtoC」というゲーム観点も今後があるのかもしれない。
それが新しいゲーム市場となるのかもしれない。

ゲーム実況が新しいゲーム市場となるのかもしれないが、節度はいる

新しいゲーム市場となるからこそ、私は節度が必要だと考える。

上記で紹介したようにRPGなどはストーリー展開も楽しみの一つである。
しかし、「Minecraft」(マインクラフト)や「スーパーマリオメーカー」は
ストーリーなど関係なく楽しめるゲームである。

そこにはゲーム開発会社だけでなく、実況主にも配慮が必要である。

つまり、「ゲーム実況」そのものがグレーと言うのではない、グレーなジャンルがある事を認識し
実況主もしっかりと判断し、ゲーム開発会社に迷惑を掛けないように
ゲームソフトの選抜を行わなければならない。

そして、共にゲーム開発会社も自らの作品をしっかりと判定していなければならない。
そういう意味では、PS4のシェアボタンというのは
この現状を見据えていたと言える。

そして、これは「実況主」「ゲーム開発会社」だけの問題ではない。
そんな実況主を育てて行くのは視聴しているユーザーの裁量次第。
つまり、「視聴者」自身も視聴するマナーという節度を持って取り組まなければならない。

実況主が動画をアップしているからこそ
楽しい時間を過ごせるのであり、彼らに何を罵る資格があるだろうか
それを改めて考えなければ、この新しいゲーム市場は育っていかないと考えている。

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