elude丸

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PSVITA・Steam「夜廻」幼き頃の夜道の怖さが溢れている2Dホラーアクションゲーム

      2017/05/02


PSVITA・Steam「夜廻」は意欲的な作品ながらもう少し練り込みは欲しかった

yomawari
©2015 Nippon Ichi Software, Inc.

日本一ソフト販売の「夜廻」をクリアをしたので
感想などを書いていきたいと思います。

今回は日本一ソフトには珍しいアクションモノ
とは言うものの、出てくる怖いお化け達を殴ったり蹴ったりできるようなことはなく。
基本的には捕まったら即アウトの逃げゲーム
夜道を逃げまわり、時には植木や看板などに隠れてやり過ごしながら
夜の街を徘徊しながら、目標を目指すという非力な幼女を操作するゲーム。

物語としては夜になっても帰ってこなくなったおねえちゃんを探しに夜の街を探索する。という流れ。
とは言え、探索するのは良いがイベントがどこで起こるのかわからず
中盤はイベント探しに彷徨うことも多く、少々面倒に感じてしまった部分も否めません。
そういうところは女の子の独り言として
次に探すべきポイントを話すような設定があってもよかったと思うのですが……。

ホラーというジャンルに入るだろうが
ホラーが苦手な私も、2Dだとそれほど怖くはなく、雰囲気を楽しむ程度にプレイできました。
FPSなどで怖いキャラクターが画面から飛び出してきて、身体がビクッ。ということがあっても
幼女を通して画面に触れているため、どこか間接的に見れているため
そこまで恐怖感を感じることもなくプレイを楽しめました

まず、使えるアクションを紹介すると
上記でも書いたように植木や看板などに隠れることができます。
とは言え、すべての植木や看板に隠れられる訳ではなく隠れるポイントは決まっています。
それは女の子の頭上に「?」「!」マークで知らせてくれます。
ゲームプレイを続ければ、自然とどれが隠れられるか分かる程度なので安心下さい。

他にアクションとしてあるのは、物を使うこと
例えば街のあちこちに落ちている石。
他にも話が進むと手に入るマッチや塩なども使うことができます。

とは言え、この使うアクション。正直私は最後まで、ほとんど分かりませんでした。
一部、マッチに関しては使えないとクリアできないところもあり必然と利用方法に気付きましたが
他のアイテムに関してはまったく説明もなく。何に使うのかもイマイチ謎
石を投げたところでお化け達が怯む訳でもない……。
たぶん、石を投げることで音をだしてお化けを誘う。とかのアクションに使うのでしょうが……。
使ってなくてもクリアできたのは、次に紹介するダッシュで意外となんとかできるレベルだからです。

最も多用するアクションとしては、お化け達から逃げるためのダッシュがあります。
スタミナ性で、走り過ぎるとバテてしまうのですが
お化けが近くにいると、緊張感からかスタミナ消費が激しく、すぐにバテてしまう仕様です。
これはなかなか面白いシステムでした。
敵が近くにいるのに走れない緊張感なども演出でき良い感じです。
実際、お化けが近くにいると心臓の鼓動が演出として入るので緊張感が倍増して演出としてよかったです。
とは言え、上で紹介したようにダッシュさえあればほとんどアイテム使わなくて進めるため
アイテム使用の意味が希薄になってしまう問題はありました。

また、このゲームで重要な役割として懐中電灯があります。
これで照らすことで、見えないお化けなどを映し出すことができ
事前に見つければ逃げるのも難しくありません。
操作としては女の子を動かすのは左スティック。懐中電灯の向きを右スティックで動かせます。
ですが、残念ながら前方限定で、女の子の後方を照らせないため
お化けが追ってきているのか知ることができず、リアリティすぎて不便に感じたところもあります。

そんな「夜廻」の感想はこちらになります

「夜廻」の感想に関して
集中してプレイすると明らかに短く、すぐに終わってしまい物足りなさがあります。
他にも先にあげたように、目的地を見失ったり、懐中電灯の稼働範囲が狭かったりと
いろいろと小さな不満が少なくありません。

また、最後の方はお化けが物量戦で出現してくるところもあり
なんとも演出として情けない展開と言わざるを得ません。
つまり、触ったらアウトの敵キャラがいくつも登場し
その間を縫うように駆け抜けなければならない状況を作り出す演出なのです。

最終局面というので、盛り上げを作りたいのは分かりますが
誰でも思いつくような安直な最終局面の演出は頂けません。
もう少し捻りを加えたり、2Dホラーだからできるような演出が欲しかったところです。

他にもゲームマップはすべて2Dで書き込まれた街並みで再現されています。
そのために「行けるところ」「行けないところ」をプレイヤーが認識できず
お化けに追いかけられるときに行き止まりに追いつめられる。という状況が何度かありました。
これは何とかできなかったのだろうかと思わずにはいられません。
例えば懐中電灯の灯りが照らせるところは行けるところ。照らせなければ行けない
と判断できるようにすれば行き止まりも見分けられたのでは?と思うのですが……。

基本的なプレイとしては「逃げる」に徹底させられている部分に不満はありません。
他の要素として「隠れる」というのが用意されているのに
一部演出として隠れられるポイントが設けられておらず、強制的に排除されるのはどうなのだろう。
逃げるだけでなく、隠れるという選択肢もユーザーに与えているゲームとしては
逃げるだけでなく、隠れてやり過ごす。という攻略方法もあって良いように思えます。

また、隠れるポイントももう少し様々なものに隠れられてもよかったのではないでしょうか。
女の子は小さな身体であることを考えれば
縁の下であったり、岩場の影などもあってよかったように思えます。

そんな「夜廻」ですが雰囲気としては良い。夜を徘徊・探索するという
幼少の頃は怖かった闇に対して抗うことのできない恐怖。それが上手く表現できていると言えます。
また、街灯の心細い灯りや、夜の闇に浮かぶコンビニの灯り
どこからともなく聞こえる動物の声や、風が吹きすさぶ音など。
上手く表現できており、自分が幼かったことに感じた不安感や恐怖
闇から何か飛び出してきそうな緊迫感などが2Dという画面内によく表現されていると言えます。

少しダメ出しをするならば、時間経過によって闇の濃さ
というものが変更できていればより良い雰囲気づくりもできたように思えます。
最初から周囲が闇で時間経過という雰囲気が味わえません。
最初は夕方で徐々に闇が濃くなっていて、という演出は面白いと思うのですが……。

とは言え、私個人として、これを友人にオススメするのか?というと
なかなかに難しいところ。やはり短い感じがするのは否めません。
クリア後も夜の町を探索することができ、どうやら別の遊びもあるようですが……。
それでもメインが短く感じてしまうのは事実
どちらかというと、友人にプレイをしてもらって、その反応を楽しみたいと思うゲームと言えます。

ネット上で「真エンディング」が騒がれているようですが
私が遊んだ限り、選択肢的なものはこのゲームにはありませんでした。

「夜廻」がSteamでも販売を開始!

さて、そんな紹介してきた「夜廻」ですが
なんと、PSVITAというプラットフォームを飛び出して
今現在、「Steam」にて配信が開始されています。
価格に関してもお手頃価格にプライス設定されており
2DホラーゲームをPC画面にて楽しむことができます。

「Steam」では「PS4コントローラー」を利用できるようになっていますので
コンシュマー機のようにプレイを楽しむこともできるはずです。

PSVITAなくて諦めていた!

という人は、Steamにて購入を検討してみては如何でしょうか。

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